DEA(誘電率測定)によるカーボンブラック構造違いの明確化(DiPLEXOR複素誘電率)
右記グラフは動的荷重の上昇に伴う導電率・誘電率の低下を表しています。(横軸に動的荷重をプロット)
Derbyの理論式を基に半経験式のCole-Cole式やCole-Davidson式、Havriliak-Negami式が得られています。これらの式により誘電率を求めることができます。また、CAEのフィッティング・プログラムによる数学的手法により最も重要なフィッティングの定数である緩和時間が得られ、この緩和時間はカーボンブラック構造の大きさを示唆しています。