複素誘電率(DiPLEXOR) 

フィラー充填量の影響

DiPLEXORで測定した右記のグラフはHNBRサンプルにカーボンブラックN550の充填量を変え、なおかつ機械的な静的ひずみ(圧縮方向)を異なる水準で与えた導電率の測定データです。
カーボンブラック充填量が上がるほど導電率も大きくなります。しかし、静的ひずみが大きくなるほど導電率が下がることが確認できます。カーボンブラック充填量が無視できるほど小さい(1phr)場合、フィラーによる導電率への影響は見られません。50phr80phrは共に浸透極限に近い充填量となります。50phr80phrに比べひずみ依存性が高くなります。

DEA(誘電率測定)によるカーボンブラック構造違いの明確化(DiPLEXOR複素誘電率)

右記グラフは動的荷重の上昇に伴う導電率・誘電率の低下を表しています。(横軸に動的荷重をプロット)
Derbyの理論式を基に半経験式のCole-Cole式やCole-Davidson式、Havriliak-Negami式が得られています。これらの式により誘電率を求めることができます。また、CAEのフィッティング・プログラムによる数学的手法により最も重要なフィッティングの定数である緩和時間が得られ、この緩和時間はカーボンブラック構造の大きさを示唆しています。

誘電率

SBRにN234カーボンブラックを70phr添加。静的荷重30Nを与え、周波数10Hzの動的荷重を5Nから25Nまで5N刻みで変化させています。

製品ラインナップ

EPLEXOR HT
動的粘弾性測定
EPLEXOR 25N〜500N
動的粘弾性測定
EPLEXOR 2000N〜6000N
動的粘弾性測定
GABOMETER 2000N/4000N