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世界初1500℃の動的粘弾性測定
Eplexor HT(高温度チャンバーシリーズDMA)
世界初の1500℃動的粘弾性測定を実現するHTシリーズがラインアップに加わりました。CMC(セラミック基複合材料)など高温構造部材は使用温度における酸化劣化の影響や強度の低下を評価することが欠かせません。HTシリーズはC/Sic, Al2O3などの評価で実績を重ねております。また、金属材料やガラスなどの高温における動的特性を評価致します。
測定温度は標準温度チャンバーとの組み合わせでー150℃~1500℃をカバーします。
理想的な粘弾性データが求められる
ダブルドライブのDMA粘弾性装置
製品開発に欠かせない動的粘弾性データは「ひずみ」「応力」への依存性が強く、使用状況と異なる条件のデータは製品開発において正しい材料特性を反映させておりません。”ダブルドライブ”システムは動的・静的荷重を2つの独立したモーターで制御し、動的変位±0.01μm~±6.000mmと動的荷重±0.01N~±500N(上位機種±4000N)を与え、個別のモーターにより静的変位~60㎜と静的荷重~1500Nをさらに与えることができます。十分な変位と荷重性能で実際に製品が受ける負荷を再現し、ゴム・樹脂のみならずカーボン(CFRP、CFRTP)、フィルム、金属、セラミック、ガラスなど様々な材料に対応します。