イプレクサーHT/1500℃温度チャンバー搭載シリーズ

製品概要


航空機産業において昨今注目されている「CMC(セラミック基複合材料)」は従来の金属より「高い耐用温度」と「軽量化」に優れ、燃費改善効果が高く、航空機エンジン部材や発電設備への採用がより進むと予想されています。しかしながら使用温度域で機械特性を評価できる動的粘弾性装置(DMA)はこれまでありませんでした。
最新ラインアップされた「 EPLEXOR® HTシリーズ」は従来オプションの位置づけであった高温チャンバーを刷新し、 1500℃までの高温測定を可能とする装置として新たに開発されました。標準の EPLEXORシリーズと同じダブルドライブを装備し、刷新されたデジタルの荷重・変位センサーにより微小変形・微小荷重から大変形までの幅広い測定と、最高 1500℃までの高温測定を実現します。

主な特長

Eplexorシリーズと共通のダブルドライブシステムを装備しています。1つの装置に標準温度チャンバー(-150℃~500℃)と高温度チャンバー(室温~1500℃)を装備することが可能で、温度チャンバーの切り替えにより―150℃~1500℃まで広範な温度範囲の物性が得られます。

◎新開発1500℃温度チャンバー(最大1000℃仕様もございます)
◎熱酸化劣化を防ぐガスパージシステム
◎荷重センサーの交換による幅広い測定への対応
◎ダブルドライブシステムによる±500Nの高荷重測定
◎デジタル荷重センサーによる微小荷重の高精度な検出
◎デジタル変位センサーによる微小変位の高精度な検出
◎引張、圧縮、3点曲げの測定モードに対応

■標準温度チャンバー使用時の特長
◎高ひずみによる非線形粘弾性の評価
◎マスターカーブによる可聴音周波数域の解析
◎引張試験(オプション)
◎任意の波形を与えるプログラムとヒステリシス解析ソフトウェア

製品仕様

  25N 100N 150N   500N
最大動的荷重 ±25N
(50N)
±100N
(200N)
±150N
(300N)
  ±500N
(1000N)
最大静的荷重 〜25N
〜100N
〜150N
  〜1500N
1500Nオプション
-
静的ひずみ制御範囲 〜60mm
最大動的ひずみ ±1.5mm
(±3.0mm)
±1.5mm
(±3.0mm)
±1.5mm
(±3.0mm)
  ±1.5mm
(±6.0mm)
高温チャンバー
1,000℃仕様 or 1,500℃仕様
室温:~1,000℃ or 〜1,500℃
昇温速度:最大50K/分
1500℃までの到達時間:30分(バリスティック・ヒーティング)
標準チャンバー ー160℃ ~ 500℃
昇温速度:最大25℃/分
降温速度:最大15℃/分(液体窒素使用)
試験モード 対応試験 ◎温度分散 ◎周波数分散 ◎ひずみ分散 ◎荷重分散
◎温度・周波数分散(マスターカーブ作成)◎時間分散 ◎疲労試験
解 析
◎マスターカーブ解析(オプション) ◎ヒステリシス解析(オプション)
オプション
 ◎クリープ・応力緩和 ◎任意波形作成オプション(パルス波による転がり抵抗予測)◎液体浸漬試験
周波数 0.001〜100Hz(オプション仕様:0.0001~200Hz)
装置寸法(幅×奥行き×高さ)
1,470mm x 750mm x 2,200mm
重量
350kg 400kg
所要電源
220V / 単相50A

温度チャンバー専用 サンプルホルダー

良好なデータ再現性を得る為に高温測定に対応したサンプルホルダーを多数用意しております。材質は「焼結SiCセラミック」「単結晶サファイア」などから選択頂けます。
標準のホルダー材質は焼結SiCセラミックで、高い耐熱温度と耐ヒートショック性の高さ、十分な強度と良好な熱伝導性、耐摩耗性を備えた高温測定に適した材質です。

3点曲げ(20mm)
3点曲げ(40mm)
非対称曲げ
圧縮
引張

通常のサンプルホルダー

引張

圧縮

3点曲げ

フィルム引張

Fiber/Tire Cord

片持ち3点曲げ

特殊引張

Penetration

特殊 3点曲げ

せん断

デュアルカンチレバー

片持ち3点曲げ

製品ラインナップ

EPLEXOR HT
動的粘弾性測定
EPLEXOR 25N〜500N
動的粘弾性測定
EPLEXOR 2000N〜6000N
動的粘弾性測定
GABOMETER 2000N/4000N